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②若者の視点をこれからの自治体に活かすには

「流山市に子どもの権利条約を広めるプロジェクト」第二弾!

中高生の声を流山市議・県議に届けよう!

「若者の視点をこれからの自治体に活かすには」
を、8/5に開催いたしました。

 

定員50名のところ満席で、子どもは16人の参加がありました。議員さんは8名参加!みな様、お暑い中お越しくださりありがとうございました。


講師は、浦和大学社会学部准教授の林大介先生。
まずは冒頭、子どもは有権者でも成人してるわけでもないけど、主権者であること。子どもを市民としてとらえ、その市民性の醸成が地域や、社会作りにつながるということ。また選挙で若者の一票が当落を決めることもあることや、海外で行われた子どもによるデモ行進のことや、日本でも子どもの陳情が採択されたお話しなどをしていただきました。


その後のワールドカフェでは、「議員さんに質問!」というのと、

メインは、「おとなが子ども・若者の声を聴くためにできること、すべきことは?」について話しました。

どんな話が出たのかは、ぜひ写真の付箋をご覧ください。宝物のような付箋だなと思います。


意見を言う(聞かれる)方法については、“目安箱のような匿名性が担保され、またオンラインで気軽にできれば。”という意見と、信頼する大人なら話せる。議員さんが身近にいれば気軽に伝えることができる。”という意見もあり、改めて両方ないとダメだなという気づきがありました。

中高生のみなさんからのアンケートでは、

 

・たくさんの大人の方と意見交換ができる機会は初めてなので楽しかった!
・成人になる前もなった後も町のためにできることがあると知れて良かった。
・自分の意見をしっかり議員さんに伝えることができた。
などがありました。


大人の方からは、
・子ども達がもっとこういった場が欲しいと感じていることを知り勉強になった
・場所があれば子どもは発言してくれる
・イベントに終わらず定期的に当たり前のこととして根付いてくれるといい
などの回答をいただきました。

 

ただ、「大人ばかり話している時があった」という中高生からの声もあり、反省もあります。


議員さんからは、
・中高生の皆さんと様々な意見を交換することができて、とても多くの気付きがありました。
・このような場を定期的に持つことがとても大切だと思いました。子どもが自分たちから何でも遠慮せずに話してもらえるような環境づくり、大人が聞く力をもつことが重要だと感じました。
とのご感想もいただきました。


林先生からは、
こんなにたくさんの議員さんが市民活動の場に来ることは珍しい。中高生世代が、議員を身近に感じることで、政治や行政に関心を抱き、関わるようになると、流山市そのものが面白くなると思うので、是非継続的に議員さんとの意見交換をしてください。
とフィードバックをいただきました。

 

林先生ありがとうございました!